「FACTFULNESS」 グループディスカッション2019年4月
2019年4月グループディスカッション
4月15日に半年に一度のグループディスカッションが行われました。
グループディスカッションとは・・・
社員の知識力・発言力・伝達調整力や論理的思考の強化を目的として、弊社で2013年から実施されている取組みです。
事前にテーマとなる課題図書が配布され、課題図書について議論を交わし、最終的に各グループでまとめた議論結果を発表します。
今回の課題図書はこちら
FACTFULNESS(ファクトフルネス)
10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習
著者 ハンス・ロスリング 、 オーラ・ロスリング 、 アンナ・ロスリング・ロンラン
翻訳者 上杉 周作 、関 美和
教育や貧困、人口問題などあなたは世界のどれくらいのことを「正しく」理解しているでしょうか?
この著の中では、「世界中の1歳児の中で予防接種を受けた子供の数」や「過去100年と比べた自然災害での毎年亡くなる人数」などの世界の基本的な問題を3択クイズとしていくつか紹介しています。
多くの人は正解率が3分の1となり、ランダムに正解を選ぶチンパンジー以下となってしまいます。
この間違いを引き起こす10の本能による思い込みをデータをもとに一つずつ紐解いていき、世界の正しい見る力をつけていく一冊です。
世界100万部の大ベストセラーとなります。
各グループで意見が途切れることなく、ディスカッションが進められていきますディスカッション後はホワイトボードを使用し、発表会を行いました。
各グループが結論を発表していきます。
思い込みに注目して発表するグループや現実主義や楽観主義、悲観主義などはバランスが大切と考えるグループ、疑う事を忘れないことを結論とするグループ、10の本能が引き起こした自分の実体験を話すグループなど多彩な意見が出るディスカッションとなりました。
ちなみに、世界の3択クイズでは、私は13題中2問の正解でした。
自分がこんなにも世界のことを知らない,また3択を全く当てられないことにとても驚きました。
今回は世界の問題について、いくつも回答を間違いました。
日常においても思い込みが引き起こす間違った認識などを実はたくさんしているのではないかな、とヒヤッとした本となりました。
グループの発表が終わった時の「騙されてはいけないというメッセージを感じた」という社長からの一言に重みを感じました。
さて、次のディスカッションは今年の10月。
令和になって初めてのディスカッションとなります。時代が変わった中で次はどんな話し合いが行われるのでしょうか。