Internet of Things

「IoT・モノのインターネット」として知られる「Internet of Things」への弊社の取り組み

 パブリックリレーションズは創業当初より農協の基幹システム開発に携わるなど、農業との関わりを深くしてきました。数年前からは主体的に農業に取り組むようになり、実験圃場でITと農業をつなぐソリューションの開発に取り組んでいます。また、弊社には「元JGAP審査員」と「元有機JAS(オーガニック)検査員」といった有資格者もおり、農業とITをつなぐ環境が整っています。

農業IoTシステムを実現する機器

2020年11月 発売開始
クラウド型IoTユニット「FARMMSTER」

  • 24時間365日 センサーユニットからデータを送信できます。
  • どこにいてもスマートフォンやパソコンから センサーデータを確認できます。
  • スマートフォンから機械の操作が可能(巻上モーター、灌水…etc)
  • センサー値による自動制御も簡単にセットアップできます。


実験圃場ではSiMICS (サイミックス) 社のNSOS-100のセンサーシステムを利用しています。「電池・電源・配線不要」の農地ハウス向け長距離気象センサーシステムです。送信機についている小型のソーラーパネルで発電し、センサーへ電源供給しています。
NSOS-100」とPLC(シーケンサー)(WAGO)の間はEnOcean Long Rangenでの通信で、PLCからMQTTプロトコルAWSサービスを経由してサーバーへ蓄積、データ送信はIoT定評のあるSoracomを利用しています。
※通信距離は最大で見通しが良ければ6㎞程度。受信機は中継器機能もあります。実験圃場では約150mほど離れた場所に受信機を設置しています。

センサーシステムNSOS-100には「温度・湿度」「照度」「土中温度」「土中水分」のセンサーが含まれており、全てが防塵・防水・IP67仕様です。ケーブル接続部分は専用の防水インターフェイスとなっており、しっかりと防塵・防水対応です。風雨にさらされる屋外環境でも安心して使うことができます。

EnOcean無線対応LPWAシステム
電池不要/エネルギーハーベスティング
中心周波数925MMHz, 1.25Kbps
片方向あるいは双方向通信
受信機はリピーター機能対応

センシングデータの見える化 自社開発モニタリングシステム

  • リアルタイムにセンサーデータを見える化
  • タイムラインでセンサーデータをグラフ化
  • センサーデータをテキスト化しダウンロード
  • 地図による設置場所の表示
  • 定点カメラ画像の表示と管理
  • アラート機能

その先のIoTソリューションの提供

センサーデータをモニタリングし「見える化」するだけではIoTを活用しているとは言えないとパブリックリレーションズは考えます。その先にあるデータを活用したIoTソリューションをパブリックリレーションズは提供します。

PLCの制御による自動化

センサーからのデータをもとにPLC(シーケンサー)で各種動力源制御を行うことでハウスの窓の開閉、水の供給、ヒーターによる土中温度の制御等を自動化することができます。パブリックリレーションズではWAGOのPLCやRaspberry Pi、Arduinoなどを利用し各種装置の制御プログラム開発、スマホ・タブレットアプリからの制御プログラム開発も行います。