パブリックの育成日記(その2)
2022年になり、1月も気が付いたら残りわずか。
12月までの積雪を取り戻すかの如く大雪に見舞われていますが、いかがお過ごしでしょうか。
「計画性を持って降雪量を考えないからこんなことになる、第一もう少しマネジメントを・・・・」
と、社内からはお天道様に対してのクレームがちらほら聞こえてきます。
(ちなみに上記セリフは脚色などは一切しておりません)
(そんなこと言ってもどうしようもないのになー、とかは特に思っていません。本当にこれっぽちも思っていません)
さて、本年から始まった大豆の育成日記。今回は2回目です。
トレイに土を敷き詰めて、播種をしてと言った様子をお伝えした前回から時が過ぎ、
蝶よ花よ大豆よと愛でてトレイで育てた大豆たちとのお別れのときがやってきました。
ただし、お別れと言っても残念ながら枯れてしまったとかそんな悲しいお話ではありません。
トレイで播種をして育てた大豆たちを畑に植える段階に突入したのです。
このようにトレイや鉢などから、実際に栽培・収穫する場所に植える作業を
定植(ていしょく)と言います。
つまり作物にとっては仮住まいから本当のお家へのお引越しですね。
ちなみに定植を行う当日の天候はよりにもよって大雪。
比較的雪が少なかったはずの12月なのにまさかの大雪・・・。運がいいのか悪いのか・・・・。
※いいはずない。
お世話になる農家さんの住所は長沼。
札幌-長沼間は通常車で1時間程度の距離ですが、この日は倍以上の2時間半の旅路となりました。
そして道中、6台の車が路肩に落ちていたとか。
そしてそして。まさかのそんなコンディションが最悪の日に暴走トラックにも出くわし、無謀な追い越しを掛けられたとかそうではなかったとか。
雪が降る中の旅路はなかなかに大変だったようです。
さて、幾多の様々な困難を潜り抜け(?)、お世話になる花卉(かき)農家さんに到着。
この日はシステム開発にあたり色々とお世話になる工場試験場の研究者の方と一緒に定植作業を行いました。
無事定植作業を終えた後の畑はこちら。
ところどころぴょこぴょこ出ている小さな葉っぱが大豆の芽です。
この後、農家の方が水やりとトンネルを作ってくださいました。
上の写真の水色のアーチ状の棒がトンネルの一部です。
この後、このアーチの上からビニールなどで土を覆って、トンネルを完成させます。
ちなみに上記で当たり前のようにトンネル、という言葉を使っていますが、
こちら↓見たことありませんか (実際はいくつか種類がありますが)。
※写真は別の農家さんで撮影したものです※
これこそがトンネルです。
トンネルをつくる理由としては、防寒・保温や作物への害虫の被害を防ぐ等々。作物の保護と寒さ対策が両方かなう設備と言うことですね。
そんなこんなで、本格的なハウス栽培の準備がこれでようやっと整ったようです。
さて、今回の記事はここまで。この大豆たちは今後どうなるのか。
うまく育つのか、はたまた・・・・?
続きは次回。良ければお付き合いを!