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「君たちはどう生きるか」グループディスカッション2018年10月

2018年10月グループディスカッション


10月15日に半年に一度のグループディスカッションが行われました。

グループディスカッションとは・・・

社員の知識力・発言力・伝達調整力や論理的思考の強化を目的として、弊社で2013年から実施されている取組みです。

事前にテーマとなる課題図書が配布され、課題図書について議論を交わし、最終的に各グループでまとめた議論結果を発表します。

今回の課題図書はこちら


君たちはどう生きるか
吉野源三郎 著

中学2年生の少年・コペル君が経験したこと、感じたことを通じて社会で生きるうえで大切なことは何かを問いかける一冊です。
昨年、羽賀翔一氏によって漫画化され、スタジオジブリで有名な宮崎駿監督がアニメ映画として制作することが決定したこともあり
大きな話題となったのも記憶には新しいところ。
数々の著名人によって多く紹介されているのを見たという方や、実際に手に取って読んだという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ビジネス書が課題図書になることがほとんどだったグループディスカッションにおいては珍しい、道徳的なテーマを取り扱った一冊。
主人公・コペル君が実際体験したり、感じたことを通じて「社会とは何か」「生きるとは何か」「人として大切なことは何か」を
語りかけ、考えさせられる内容となっています。
元が児童文学書ということもあり文章も分かりやすく、比較的するする読み進められたという意見が多かった印象。
中には今回の本を読んで、自分のこれまでの生き方を深く考えさせられた、という面々もいたようです。


各グループ、活発に議論が進められます。

「仕事」という観点だけではなく、今回は自分が生きてきた中でという広いテーマで議論展開を
行ったグループが多かったようです。

議論が終了したら恒例の発表会です。


ホワイトボードを用いての発表会

全てのグループの発表が終わって、社長からひと言。

「‘‘生きるとは何か”を問いかける内容だったけれども、生きるうえで大切なことや、必要なことが各グループ活発に話し合われていた。その中で、これからさらに立派に生きるには、というまさに自分が考えてほしかったことも議論の場にのぼっていたので、うまく流れに乗ってくれたなあ、という印象だったね」

あら、わたし達、社長にまんまと乗せられたようです笑。

ただ、「生きる」といったテーマは言葉にすると漠然としていて、普段考える機会はそうそうないもの。
ましてや、他の人がどのような考えをもっているか、なぜそう考えているかといった自分以外の意見に触れることは難しいことが多いですよね。

そういった、「あえて」の場が提供されるというのも、グループディスカッションの長所かもしれません。

グループディスカッションは終了しましたが、「生きる」ことを問いかける今回の課題図書。
何か行き詰まりを感じたふとした瞬間に読み返してみるのもいいかもしれないな、と思ったりしたのでした。

次のディスカッションは来年4月。
次回課題図書は現在検討中。次はどのような本と出会って、わたし達は何を感じるのでしょうか。

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