「ライト、ついてますか」グループディスカッション2018年4月

2018年4月グループディスカッション
4月16日に半年に一度のグループディスカッションが行われました。
グループディスカッションとは・・・
社員の知識力・発言力・伝達調整力や論理的思考の強化を目的として、弊社で2013年から実施されている取組みです。
事前にテーマとなる課題図書が配布され、課題図書について議論を交わし、最終的に各グループでまとめた議論結果を発表します。
今回の課題図書はこちら
初版は1987年と30年以上も前に発行された歴史のある(?)一冊です。
日々直面する様々な問題に対しての姿勢が語られた本です。
何か問題が起きた際に、すぐさま目の前の事象だけの解決策を考えていないか。
そもそも解決策を考える前にその問題の根本を見直し、本当に解決すべきことはなにかを理解する必要があるのではないか、といったことが問いかけられる本です。
ただし文章が全体的に少し難しかったのか、今回は全体的に読むのに苦戦した面々が多い印象。
そんな中、苦労しながらも各グループとも内容を振り返り、今回も本の感想を織り交ぜながら、議論が進められます。
議論が終了したら恒例の発表会です。
全てのグループの発表後には社員の一名が代表となりレポート発表をして終了、という流れが通常ですが、
いざレポート発表を行う前に社長から鶴の(?)一声。
「最後のチームの発表が本の内容を踏まえて自分たちの思考をまとめようとする姿勢が見られ、その考えが深いところまで議論されている。せっかくの機会だからここでひとつ、全体でさらにディスカッションをして意見をさらに深めよう」
グループディスカッションという取り組みが開始してから初・全体のディスカッションが行われました。
本のテーマである問題解決とは何か、何がそもそも問題か、その問題に取り組むにはどのような姿勢が大切か、足りないものは何か、を
感想だけにとどまらず、仕事においてどういった際にそういったこと感じるか、自身はそれに対してどのような態度で接しているか、など
時には大胆な言葉が飛び出しながらも全体で議論が展開されます。
そして今回のディスカッションの成果の一つとして、毎月1回行われている
全体会議の在り方を少し変えてみる、ということになりました!
今まで行ってきた形を変える、ということは難しいもの。
ささやかなことかもしれませんが、今回の書籍はそのきっかけを与えてくれた一冊となりました。
まさに小さくて大きな一歩ですね^^
次のディスカッションは10月。
実は課題図書はもう決定しているのですが・・・それは次回のお楽しみ!