メタボローム解析研究を利用した開発で補助金が採択されました
![](https://www.public.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/a5ded0c6149109225c7541fe58037e2f.png)
北海道科学大学薬学部 若命浩二准教授と弊社 株式会社パブリックリレーションズの
共同開発が北海道科学技術振興センター(ノーステック財団)
「2019年度【第26回】ノーステック財団「研究開発助成事業」スタートアップ研究補助金」
にて内容が認められ、採択されました。
今回採択された開発は、メタボローム解析を利用して食品栄養成分の解析結果をわかりやすくまとめ、
食品に付加価値を与えることのできるソフトウェアの開発となります。
「メタボローム解析技術を応用した食品栄養成分の網羅解析ソフトウェアの開発」
メタボローム解析は、生体内の代謝物を網羅的に解析する研究手法となり、
結果の利用範囲は医薬学の専門分野に限定されています。
網羅解析のため、得られるデータ量は膨大なものとなり、専門知識があっても
時間をかけて考察しなければデータの活用は困難となっておりました。
今回の開発で、食品栄養成分にターゲットを絞ったメタボローム解析の手法を確立し、
専門家ではなくとも栄養成分等を推論できるように、解析結果を分かりやすく
まとめる ことができるソフトウェアを開発することとしました。
食品栄養成分を解析することにより、食品の新たな価値を発見し、
生鮮食品や健康食品原料などの付加価値の向上や研究開発の拡充に
つなげていくことができると考えております。